人間ドックの検査データについて

人間ドックを受けて、検査データを見てもよくわからない、と言う人が大半でしょう。例えば、人間ドックを受けた人がよく指摘されるのが、コレステロールが高い、中性脂肪が高いと言ったケースです。総コレステロールとHDL-コレステロールやLDL-コレステロールの違いは、わかりますか?HDL-コレステロールは別名善玉コレステロールです。これはいわば体にとって悪さをするものではなく、良いものです。

それに対して、LDL-コレステロールは別名悪玉コレステロールです。これは動脈硬化の原因となるコレステロールで、体に悪さをします。そして、HDHコレステロールとLDL-コレステロールの和が、総コレステロールです。従って、総コレステロールが高くても、LDL-コレステロールが高くなければ、特に心配する必要はないと言う医師が大半です。

中には、総コレステロールの値は見ない、と言う医師もいます。中性脂肪は「脂肪」という単語が付いているため、脂のとり過ぎだと思っている人が多いようですが、これは誤解です。中性脂肪は、取りすぎた糖質がエネルギーに変換されずに、中性脂肪に変換してしまって血中に増加します。つまり、中性脂肪は脂の取りすぎではなく、糖質の取りすぎです。

スイーツや果物やお菓子類やアルコールの取りすぎ、麺+ご飯のような糖質に偏った食事を見直しましょう。食事時間と検査データとの関係ですが、中性脂肪は食後少なくとも10時間から12時間後に採血しないと正確な値ではないと言われています。しかし、HDL-コレステロールやLDL-コレステロールは食事の影響は受けないと考えられています。一昔前までは、食事の影響が検査値に出ると言われていましたので、まだまだ誤解している人が多いようです。

人間ドックは、受けた後が大事です。基準値を外れている検査項目の意味を正しく知り、生活の改善や治療を行いましょう。

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